代表ご挨拶

CILひかり代表 川﨑 良太

動けない私が、伝えられること

ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

NPO法人CILひかり 代表理事の川﨑良太です。私は生まれて間もなく脊髄性筋萎縮症と診断され、いまは車椅子で、24時間の介護を受けながら暮らしています。生きてきた中で何度も壁にぶつかり、そのたびに「自立生活センター」という場所に支えられてきました。

今は、鹿児島で二人の息子を育てる父親であり、妻にとっての夫であり、ときどき家のなかで一番うるさい人間です。自分でトイレに行くことも、寝返りを打つこともできません。それでも私は、動けないからこそ伝えられることがあると思っています。

当事者が一番の専門家

私が支えられた自立生活センターの根っこには、「当事者が一番の専門家」という考え方があります。CILとは「自立生活センター(Center for Independent Living)」のこと。「施設に入るか、実家で家族に頼るか」——その二択しかなかった世界に、「自分で決めて、自分の家で暮らす」という第三の道をつくってきた組織です。

CILひかりが鹿児島で産声を上げたのは2002年。2017年、私はその組織を2代目代表として引き継ぎ、いまは鹿児島市と薩摩川内市の2拠点で、約80名のスタッフとともに、重度障害のある人たちの24時間の暮らしを支えています。

私たちの仕事は「してあげる」ことではありません

この考え方が、CILひかりの土台です。私たちのヘルパーは、利用者さんを「お世話する人」ではありません。本人の意思を真ん中に置き、その人が決めた暮らしを一緒につくっていくパートナーです。主役は、いつも利用者さん自身。あなたの仕事は、その人の「こう生きたい」を、となりで支えることです。

未経験でも、大丈夫です

「自分にできるだろうか」と不安に思うのは当たり前です。最初から完璧にできる人はいません。約2週間の新人研修と、先輩が一緒に現場へ入る同行研修があります。特別な経験はなくても大丈夫。大切なのは、相手のペースに寄り添う姿勢と、学び続ける素直さです。実際に、異業種から転職して、今では頼れる存在になっている仲間がたくさんいます。

こんな方と、いっしょに働きたい

次のような方と、いっしょに働けたらうれしいです。

  • 目の前の人の「できた」を、いっしょに喜べる方
  • 利用者さんの意思を尊重し、その人の自立を支えたいと思える方
  • チームで相談しながら、長く成長していきたい方

そして、いつかは現場の先にある「仕組みづくり」——制度の壁に向き合い、採用や育成を考え、鹿児島から全国へとモデルを広げていく挑戦に、一緒に踏み出してくれる方も歓迎します。

自立は、ぜいたくではありません。人生の、当たり前です。その当たり前を、鹿児島からもっと確かなものにしていきたい。動けない私がこうして言葉を届けられるのは、となりで支えてくれる仲間がいるからです。次は、あなたにその一人になってほしい。

いっしょに、当たり前の暮らしをひろげよう。

NPO法人CILひかり 代表理事

川﨑 良太

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