薩摩川内市で介護の仕事を探す方へ|重度訪問介護という選択肢
薩摩川内市で介護の仕事を探していると、施設や高齢者の訪問介護の求人がまず目に入ると思います。この記事では、もうひとつの選択肢として、障害のある方の地域での暮らしを支える「重度訪問介護」という働き方をご紹介します。
薩摩川内市で、介護の仕事を探すとき
地元で長く働ける仕事を探したい。人の役に立つ仕事がしたい。そう考えたとき、介護の仕事を候補に入れる方は少なくありません。薩摩川内市で求人を探すと、老人ホームなどの施設や、高齢者のお宅を訪問する介護の仕事がまず目に入ると思います。
この記事では、それとは少し違う選択肢をご紹介します。障害のある方が、住み慣れた地域で自分らしく暮らすことを支える「重度訪問介護」という仕事です。
北薩の中心として、暮らしが営まれるまち
薩摩川内市は鹿児島県の北西部に位置し、県内でいちばん面積の広い市です。平成16年に1市4町4村が合併して誕生し、2026年9月時点で約8万8千人が暮らしています(住民基本台帳人口、市公式サイトより)。
九州新幹線の川内駅があり、北薩エリアの中心として機能する一方で、川内川や藺牟田池など豊かな自然も身近にあるまちです。市街地から周辺の地域まで、それぞれの場所で、それぞれの暮らしが営まれています。
その暮らしの中に、支えを必要とする方がいる
そうした暮らしの中には、重い障害がありながら、ご自宅で生活している方もいます。施設ではなく、自分の家で、自分の生活のリズムで暮らしたい。その希望を日々の介助で支えるのが、重度訪問介護の仕事です。
重度訪問介護という働き方
重度訪問介護は、障害者総合支援法にもとづくサービスのひとつです。高齢者向けの訪問介護とは、制度も働き方も異なります。
1人の方の生活に、長い時間寄り添う
高齢者向けの訪問介護では、1回あたり短い時間で、複数のお宅を回ることが多くなります。それに対して重度訪問介護は、利用者さんのご自宅で長い時間を過ごし、食事や入浴、移動、見守りなど、生活全体を支えます。
CILひかりでは、1日に担当するのは1名のみです。複数のお宅を掛け持ちすることはありません。一人の方とじっくり向き合える働き方については、1日1名担当制についての記事で詳しくご紹介しています。
制度の違いを詳しく知りたい方へ
重度訪問介護と高齢者向けの訪問介護の違いについては、重度訪問介護と訪問介護の違いを解説した記事でまとめています。介護の仕事を比べながら検討している方は、あわせてご覧ください。
重度訪問介護の主な特徴
対象:重い障害があり、日常生活で継続的な支援が必要な方
場所:利用者さんのご自宅や、外出先
内容:食事・入浴・排せつなどの介助、移動の支援、見守りなど生活全体
時間:1回あたりの支援が長時間にわたることが多い
地域で暮らすことを支える仕事
重度訪問介護を、単に「介護の仕事のひとつ」と捉えるだけでは見えてこないことがあります。この仕事が支えているのは、介助そのものではなく、その方がこの地域で暮らし続けるという選択です。
暮らす場所を、自分で選べるということ
重い障害があると、暮らす場所の選択肢が限られてしまうことがあります。家族の負担を考えて施設を選ぶ。支援を受けられる都市部へ移る。本人の希望とは別のところで、暮らし方が決まってしまうこともあります。
けれど、必要な介助を受けられれば、住み慣れた家で、なじみのある地域で暮らし続けることができます。地元の商店で買い物をし、家族や友人と過ごし、自分の生活のリズムを守る。重度訪問介護は、そうした当たり前の暮らしを選べるようにするための仕事です。
支える人がいて、選択肢が生まれる
どれほど本人が地域での暮らしを望んでも、それを支える人がいなければ、その希望はかないません。地域に担い手がいることが、そのまま、そこで暮らせる人の選択肢になります。
薩摩川内市で重度訪問介護の仕事に就くということは、このまちで暮らしたいと願う方の選択肢を、ひとつ増やすことでもあります。
ポイント:重度訪問介護は、介助の仕事であると同時に、障害のある方が「このまちで暮らす」ことを選べるようにする仕事です。
自己選択・自己決定という考え方
CILひかりは、障害のある方が自分の人生を自分で選び、決めていくことを支える「自立生活センター(CIL)」として活動しています。ヘルパーは、何かを「してあげる」人ではなく、ご本人が決めた暮らしを一緒に実現していくパートナーです。この考え方については、自立生活センターについての記事で詳しくご紹介しています。
CILひかりの薩摩川内の拠点「あかり」
CILひかりは、鹿児島市に本部を置くNPO法人です。薩摩川内市には、支社「あかり」があります。
同じ理念、同じ働き方で
あかりでの仕事も、法人全体と同じ考え方・同じ働き方にもとづいています。1日に担当するのは1名のみであること。利用者さんのご自宅へ直接向かい、勤務後はそのまま帰れる直行直帰であること。同性のヘルパーが介助を行う同性介助を大切にしていること。
直行直帰の働き方についてはこちらの記事、同性介助についてはこちらの記事でご紹介しています。
詳しいことは、直接お伝えします
あかりでどんな方を支援しているか、どのくらいのスタッフが働いているか、どんな体制で仕事をしているか。こうしたことは、時期によっても変わりますし、利用者さんのプライバシーに関わることもあります。
そのため、この記事では具体的な内容には触れず、見学や面接の場で直接お伝えすることにしています。気になることがあれば、その場で遠慮なくお聞きください。
鹿児島市での働き方も知りたい方へ
鹿児島市の本部を含めた、CILひかり全体の特徴や働き方については、鹿児島で重度訪問介護を探している方へ向けた記事でまとめています。
見学・面接で確かめてほしいこと
地域で働く場所を選ぶときには、仕事の内容だけでなく、通勤や生活とのバランスも大切です。応募を検討する際は、次のようなことを確かめておくと安心です。
通勤や移動のこと
重度訪問介護では、利用者さんのご自宅へ向かって仕事をします。お住まいの場所から、どのくらいの範囲に通うことになるのか。車での移動になるのか。こうしたことは、お住まいの地域をうかがったうえでご説明します。
シフトや担当のこと
どのくらいの頻度で、どの時間帯に入ることになるのか。担当する利用者さんとはどう出会っていくのか。未経験の場合、研修や先輩との同行はどう進むのか。ご本人の状況によって変わる部分が多いため、面接で具体的にお伝えしています。
遠方から応募を考えている方も
薩摩川内市への転居を伴う応募についても、ご相談に応じています。移住を考えている方は、その旨を面接の際にお知らせください。
面接でどんなことを見ているのか、どんなことを聞いてよいのかは、面接についての記事でご紹介しています。
まとめ
薩摩川内市は、県内でいちばん面積が広く、北薩の中心として多くの人の暮らしが営まれているまちです。その中には、重い障害がありながら、自分の家で暮らしたいと願う方もいます。
重度訪問介護は、そうした方の生活に長い時間寄り添い、この地域で暮らし続けるという選択を支える仕事です。地域に担い手がいることが、そのまま、そこで暮らせる人の選択肢になります。
CILひかりは、薩摩川内市に支社「あかり」を置いて活動しています。具体的な仕事の様子は、見学や面接の場で直接お伝えします。地元で、人の暮らしを支える仕事に関心のある方は、まずはお気軽にご連絡ください。
Q. 介護の経験がなくても応募できますか?
A. CILひかりには、介護の経験がない状態から入職したスタッフも多くいます。入職後は研修と、先輩スタッフとの同行を経てから現場に入ります。応募の条件については募集要項をご確認ください。
Q. 薩摩川内市に住んでいますが、どこで働くことになりますか?
A. 勤務する地域や通勤の範囲は、お住まいの場所をうかがったうえで、面接の際にご相談します。
Q. 応募の前に、見学することはできますか?
A. 見学のご相談もお受けしています。お電話またはエントリーフォームから、見学を希望する旨をお知らせください。